仕事を続けながら英語力を伸ばしたい人は少なくありません。一方で、現地留学は仕事の休みを長期間調整する必要があり、オンライン英会話では「英語を話す時間が足りない」と感じることもあります。
ここで紹介するオンライン留学は、海外の語学学校と同じような考え方で授業を組み、日本にいながら受講する学び方です。学位取得を目的としたオンライン教育や、短時間のオンライン英会話とは異なり、仕事を辞めずに一定の授業量を確保したい人に向いています。
オンライン留学とは何か
オンライン留学とは、海外の語学学校が提供する授業を、日本にいながらオンラインで受講する学習スタイルです。空いた時間に短時間の会話レッスンを受けるだけではなく、レベルチェックや時間割、担当講師などを含めて、一定の学習時間を確保しながら進めていきます。
社会人にとって大きなメリットは、退職や長期間の渡航準備を前提とせずに始められることです。仕事を続けて収入を維持しながら、英語を学ぶ時間をまとまって確保できます。
オンライン英会話との違い
オンライン英会話は、25分前後のレッスンをスキマ時間に取り入れる使い方が中心です。英語学習を習慣化するには適していますが、1日に英語を話す時間は限られます。
一方、オンライン留学では、1日1〜2時間、予定を調整できる時期なら4時間など、あらかじめ学習時間を決めて取り組むことを前提としています。同じオンライン形式でも、確保する授業時間や学習の密度が異なる点が大きな違いです。
現地留学との違い
現地留学では、授業だけでなく、買い物や移動、周囲の人との会話など、日常生活そのものが英語学習につながります。その一方で、航空券や滞在先の手配、ビザの確認、仕事を離れるための調整などが必要です。
オンライン留学には、現地で生活する中で得られる体験はありません。その代わり、渡航や滞在にかかる負担を抑えながら、授業そのものに集中できます。海外で生活しながら英語を身につけたい人には物足りなく感じる場合がありますが、仕事を続けながら授業時間をしっかり確保したい人にとっては、現実的な選択肢になります。
社会人がオンライン留学を選ぶ理由
社会人が英語学習でつまずきやすいのは、英語そのものだけではなく、「今の生活をどこまで変えられるか」という問題です。オンライン留学なら、仕事を辞めずに学習を始められるため、収入を維持しながら英語学習に取り組めます。
また、航空券や滞在先の手配も必要ないため、現地留学と比べて始めるまでの準備期間を短くできます。仕事が忙しい時期を避けたり、担当業務が一段落してから始めたりと、自分のスケジュールに合わせて学習を組みやすい点も特徴です。現地の語学学校の入学日に合わせて、仕事や生活の予定を大きく変更する必要もありません。
オンライン留学が向いている人・向いていない人
オンライン留学が向いている人
オンライン留学は、次のような人に向いています。
- 赴任、異動、海外出張などを控えていて、英語を話す時間を増やしたい人
- 試験や提出期限など、明確な目標があり、短期間で学習量を増やしたい人
- オンライン英会話を続けているものの、レッスン時間が足りないと感じている人
- 今は海外へ行けないものの、仕事を続けながら英語力を高めたい人
特に、期限や目標が決まっている人は、学習時間や曜日を設定しやすいため、オンライン留学を活用しやすいでしょう。
オンライン留学が向いていない人
一方で、次のような人には、オンライン留学以外の方法が合う場合があります。
- 週1回程度、短時間の英会話を気軽に続けたい人
- 海外で暮らすことや、現地の人との出会いそのものを目的としている人
- 週によって予定が大きく変わり、決まった学習時間を確保することが難しい人
このような場合は、オンライン英会話で学習を習慣化したり、休暇を利用して現地留学をしたりする方法も検討しやすくなります。
仕事と両立するためのオンライン留学の時間の取り方
平日は夜に1〜2時間確保する
退勤後に1〜2時間を確保する方法なら、仕事のスケジュールを大きく変えずに学習できます。毎日受講することが難しければ、週4日など、あらかじめ曜日を決めておくのも一つの方法です。授業の前に短時間の予習を入れておくと、レッスン中に内容を理解しやすくなり、限られた時間をより有効に使えます。
休日は1日まとめて学習する
夏休みや年末年始、転職の合間など、まとまった時間を確保できる時期には、1日の学習時間を増やす方法もあります。短期間で英語を話す量を増やしたい場合には、こうした集中型の学習が向いています。休暇が終わった後は、平日の夜に1〜2時間学習する形に戻すことで、身につけた感覚を維持しやすくなります。
忙しい週は学習時間を減らして継続する
仕事が忙しい時期に、予定していた学習をすべて休んでしまうと、再開する際の負担が大きくなります。たとえば、4時間の学習予定を2時間に減らしたり、週5日から週3日に変更したりするなど、忙しい時期は学習量を一時的に減らす方法もあります。完全に学習を止めるのではなく、無理のない範囲で続けることが、仕事と英語学習を両立するポイントです。
オンライン留学の費用の目安
オンライン留学の料金は、コースや受講時間によって異なるため、一概には言えません。現地留学の場合、授業料だけでなく、航空券や滞在費なども含めて考える必要があります。
一方、オンライン留学では航空券や滞在費がかからないため、主な費用は授業料になります。そのため、総額では現地留学より抑えやすい一方、授業時間を増やせば、その分だけ授業料も高くなる傾向があります。
「できるだけ安くすること」だけを目標にしてしまうと、自分が必要としている学習量を確保できない場合もあります。費用だけでなく、必要な学習時間とのバランスを考えることが大切です。
期間の目安としては、試験直前や赴任前など、短期間で集中的に学びたい場合は1〜4週間、仕事と並行しながら英語力を定着させたい場合は2〜3か月程度が考えられます。どのくらい続けるか迷う場合は、まず1〜2週間試してから、その後の期間を決める方法もあります。
オンライン留学で足りること・現地留学の方がよいこと
オンライン留学と現地留学は、どちらが優れているかではなく、目的に応じて使い分けることが大切です。授業時間を増やしたい場合や、発音・英語への反応速度を高めたい場合、試験対策、海外赴任前の英語準備などは、オンラインでも取り組みやすい分野です。また、仕事を辞めたり長期間休んだりすることが難しい場合にも、オンライン留学は現実的な選択肢になります。
一方で、海外で暮らす感覚や現地の人との交流、英語以外の生活上の困りごとに自分で対処する経験などは、現地留学の方が得やすいでしょう。ワーキングホリデーなど、これから海外で大きく生活環境を変える予定がある人にとっても、事前準備としてオンライン留学を活用する方法があります。まずオンラインで英語を学び、その後、休暇を利用して短期間現地へ行くという順番も、仕事を続けたい社会人にとって検討しやすい方法です。
オンライン留学を始める前に決めておきたいこと
オンライン留学を始める前には、現在の英語レベルと、どのくらい学習時間を確保できるのかを整理しておくことが大切です。自分だけで決めるのが難しい場合は、現在のレベルや仕事のスケジュールを踏まえて、どのような学習時間やコースが合うのか相談してみるのもよいでしょう。
CURIOUS WORLD ACADEMYのオンライン語学留学では、レベル診断と日本人カウンセラーによる面談を行い、夜間2時間や1日4時間など、仕事の予定に合わせた学習方法について相談できます。仕事を辞めずに、留学に近い学習量を確保して英語を学びたい方は、まずは無料相談で自分に合った学習方法を確認してみてはいかがでしょうか。